※本サービスは2022年12月に終了しました

「就業規則がWEB上でサクサクつくれる。しかも29,800円。さらにカスタマイズも可能!」というメリットを打ち出して提供中のHRbaseですが、決して、業務効率化を目指したツールではありません。

就業規則は、会社の考え方やルールを社員と共有できる、会社風土に関係する大切な書類です。そしてHRbaseでは、その先に「労働環境をととのえ、働きやすい会社をつくってほしい」という願いを込めています。

HRbaseを「つくって終わり」の書類作成ツールにはしたくない。
そう思って、日々開発を進めています。

その願いが具現化しているのが、HRbaseで就業規則を作成されたお客さま向けにご提供している「労務相談」です。めちゃくちゃお役に立っているサービスなのですが、ご契約者さまにしかそのよさを知っていただけません。

そこで今回は、労務相談機能の素晴らしさと、カスタマーサクセス担当者が日々どんな相談にお応えしているのかについて、まとめてみました。

月額4,980円のクラウド顧問の価値は、どこにあるのか

労務相談のご活用には、HRbaseで就業規則を作成後、「クラウド顧問」という月額4,980円のサービスへのご契約が必要です。これを高いと思われるかどうかは、会社の状況によって違うとは思います。ただし、月に1回ご利用できる労務相談と、その他機能を有効活用されるのであれば、決して高くはないと感じております。

【労務相談以外に、クラウド顧問でできること】
・法改正があったときは就業規則の変更に対応します
・就業規則データが紐付いているので、雇用契約書と36協定もすぐに作成できます
・イベントごとのマニュアルが用意されており、漏れなく手続きを進めることができます

 

しかしやはり、クラウド顧問のおすすめ機能は労務相談。
マイページから相談内容をご入力いただけば、1営業日以内にカスタマーサクセスより返信をお届けしています。

相談は毎月1回までですが、実際のやり取りは複数回におよびます。相談いただいたテーマについての疑問が解決するまで、サポートのやり取りは何度でもできるのが魅力です。また、労務相談は1つの相談ごとにチャット形式で表示されるので、過去の相談内容を流れで確認することができます。

(※表示はチャット形式ですが、リアルタイムチャットではありません)

なぜ、労務相談に価値があるのか

HRbaseをご利用いただくのは、顧問社務士がいない小さな会社です。(そもそも、毎月訪問してくれる、気軽に声がかけられる顧問社労士がいらっしゃるのであれば、HRbaseもクラウド顧問も必要ありません)

小さな会社の労務管理では、「いますぐ解決したい」「ちょっとしたことだが、誰かに聞きたい」というお困りごとがたくさんあるはずです。しかし正解を出してくれる相手がおらず、不安に思いながらとりあえずの対処をしていることが多いのではないでしょうか。本当に大切な手続きであっても、「どこに相談していいかわからないので放置中」というケースも見受けられます。

それ、ぜんぶ「労務相談」の対象です。

小さなことでも相談可能!

クラウド顧問の労務相談には、びっくりするほどさまざまな種類の相談がやってきます。

「顧問社労士がいたとしても、社内のちょっとしたことを尋ねるのは、敷居が高い」というお声もお聞きします。そんな方にこそ、チャット感覚で手軽に質問でき、サクッと回答がやってくる労務相談をご利用いただきたいです。専門用語をなるべく避けた、わかりやすい回答をお送りしていますので、労務の専門知識がない担当者さまにも好評です。

どうしてそんなにスムーズに回答ができるかというと、HRbaseで作成された就業規則のデータや会社概要が共有できているから。その会社がどんな業種で、どんな考えで労働制度を導入し、どのような価値観で労働環境をつくっているのがをあらかじめ把握したうえで、適切かつ法律に沿った回答をお送りしています。

HRbaseに寄せられる相談事例

ここからは、カスタマーサクセスがよく対応するご相談事例をご紹介します。

子どもが生まれる社員がいるので、必要な手続きを教えてほしい!
出産育児の諸手続きは、かなり煩雑です。休みの手続きはもちろん、役所への申請書類や期限にも注意しなくてはなりません。漏れなく、スムーズに手続きいただけるよう、必要な申請事項や手続きのポイントや、漏らしやすい注意事項などをまとめて回答いたします。

はじめて外国籍の方を採用するのですが、手続きの注意点は?
これから増加が予測される相談事例です。
国籍が外国の方の場合は、在留資格や、就労ビザ、在留期間など、確認必須の項目がたくさんあります。日本人の採用とは異なる手続きや書類の書き方もご案内いたしました。就業規則で外国籍の方の採用ルールをつくり、入社時のマニュアルを改めて作成された例もあります。今は日本人しかいなくても、将来を見据えて就業規則に盛り込まれた会社もあります。

社員が出社してこない…。対処方法を知りたい。
欠勤理由が明確にならないうちは対処ができず、会社としては頭の痛い事例です。このときは「風邪のため休みをとった社員と、1週間連絡が取れていない」という相談をいただきました。経営者さまも労務担当者さまも心配しておられます。1週間の休みとなれば風邪ではない可能性もありますし、重い病気の場合は休職も検討しなければいけません。万が一、故意の無断欠勤だったら?というケースも想定できます。まずは記録が残る形で社員に連絡を取ることと、けがや病気なら病院の領収書や診断書を出してもらうなどをアドバイスしました。会社のご意向をお聞きし、ベストな解決ができるよう「この場合はこう、この場合はこう」という複数の対処方法をご提案しました。

 

「社員が出社してこない」というご相談は、HRbaseが単なる書類作成ツールであれば対応の範囲外の相談です。しかし私たちは、手続きを進める前段階からのご相談にも、真摯に対応いたします。労務管理とはペーパーワークを指すのではなく、「人」と「会社」を支える環境構築だと考えてるからです。

まだまだあります!ご相談事例

その他、これまでにいただいたご相談事例をご紹介いたします。

・毎年7月に提出がある、基礎算定届の書き方を教えてほしい
・自治体の支給する児童手当や特別障がい者手当の受給要件について教えてほしい
・毎年6月に金額が変わる住民税、何月から新しい金額で引けばいいかわからない
・明らかに怪しい欠勤(ズル休みともいいますね)の対処方法
・代休や振り替え休日、有給休暇に関する質問
・解雇に関する相談 など

どこに聞けばよいかわからない小さなお悩みや疑問こそ、クラウド顧問の労務相談を活用ください。労務相談でお答えできない場合は、適切な窓口や相談場所を案内いたします。

カスタマーサクセスより、おすすめの使い方をご案内

雇用契約書、36協定の確認やチェックにお使いいただいているお客さまが多くいらっしゃいます。また、自社の就業規則の変更や、法改正時の疑問解消などにも積極的にご活用ください。


雇用契約書のチェックにも使えます!

クラウド顧問で作成した雇用契約書のチェックを、労務相談で承ります。柔軟な働き方を取り入れたときや、ご自身で特殊な条件を加えて雇用契約を作成されたときに、法律上の要件を満たさなくなってしまうケースがあります。問題なく作成できているか、ご相談いただくことをおすすめいたします。

36協定のチェックにも使えます!

クラウド顧問の入力画面には詳しい解説や入力制限がついているため、法律に沿った正しい内容での作成が可能です。しかし残業理由などの項目には入力制限がなく、入力内容によって労基署で受け付けてもらえないことがあります。再提出は手間になりますので、労務相談でチェックをしてからの提出をおすすめしています。36協定には一般条項と特別条項があってややこしいため、特別条項を記載する場合の事由の書き分けのサポートもいたします。

テレワーク導入のルール作成もご相談ください!

新型コロナの影響で増えた相談に、テレワーク導入があります。HRbaseで無料ダウンロードいただいたテレワーク勤務規程を、自社に合わせてつくり変える際のアドバイスをいたします。就業規則の内容と照らし合わせながら作業を行いますので、安心です。

メルマガも有効活用ください!

HRbaseよりお届けしている、労務情報メルマガも有効活用ください。気になる情報に対し、「これ、自社で対応できているかな」などのご相談をいただくことも可能です。
(※クラウド顧問ご契約者さまには、法改正による就業規則変更が必要なときには連絡を差し上げ、変更対応をしております。個別の法改正で、就業規則変更が必要かどうかのご心配は不要です)

初めて就業規則をつくられたあとは、なぜそう記載されているか、分からないことだらけではないでしょうか。労務相談を通じて、労務管理に必要なルールの理解を深めていただけたら、カスタマーサクセスとしては本望です!

何を相談すればいいか分からない場合は

「何が分からないのか、分からない」「自社で何が不足しているか、分からない」というお声も、よくいただきます。

労務管理、分からないことだらけですよね…。しかしそのような会社だからこそ、労務管理が100点満点にできていることは少ないはず。労務相談を活用して、まだ気付けていない課題を探してみてください。相談の手がかりがなくても、少し詳しくなると次の疑問が湧いてくるものです。

クラウド顧問の新規相談画面で、質問のタイトルを入力しカテゴリを選択すると、画面の右側に質問に関連する参考記事が表示されます。(弊社が運営するポータルサイト「HRbase Solutions」の記事です)

ざっくり記事を確認していけば、「この書類、つくってあったかな…」「こんなルール、定めてあったかな…」という疑問が出てくることと思います。その疑問を、労務相談に入力ください。就業規則などと照らし合わせ、「できていますよ」「不足していますよ」という回答をお届けいたします。

労務に詳しくない方に、相談することが浮かばないのは当然です。しかし労務に詳しくない方こそ、労務相談の必要性が高いと思っています。労務管理という言葉を難しく捉えずに、さまざまな質問・相談をお待ちしています。

労務相談、してみませんか?

HRbaseで就業規則を作成されたことのない方は
まずはHRbaseで就業規則をおつくりください! 作成されると、クラウド顧問の1か月間無料トライアルがついてきます。トライアル期間のうちに、労務相談をはじめとする機能をたくさん使ってみてくださいね。次月以降も継続をご希望されるときに、改めて月額4,980円でクラウド顧問の継続ご契約をいただきます。

HRbaseで就業規則を作成したけれど、クラウド顧問を利用していない方は
以前作成された就業規則データは、HRbaseでお預かりしております。今後、相談したいことが出てきたときは、クラウド顧問のご契約で、その月からすぐに労務相談をご利用いただけます。クラウド顧問のご契約は、HRbaseのマイページから可能です。まずはログインしてみてください。ご不明点があれば、サポートまでお問い合わせください。

すでにクラウド顧問をご契約しているが、労務相談を活用されていない方は
非常にもったいない!チケットが無駄になってしまいます。今すぐHRbaseにログインして、労務相談のボタンをクリックしてください。何を相談していいかわからない方は、そうお書きくださいね。担当スタッフが「どのカテゴリが気になりますか?」という逆質問をお送りします。そのうえでヒアリングを行い、貴社の今の状況に必要と思われる労務手続き、助成金情報、トラブル事例など、知っておくべき情報をピックアップし、お届けいたします。

労務相談のご利用をお待ちしています

WEB上での労務相談ではありますが、画面の向こうでは、お客さまとお客さまの会社を大切に考える専門スタッフがお待ちしています。状況と疑問を的確に把握し、お客様に寄り添いながら問題解決への回答をしておりますので、どうぞ安心して労務相談をご活用ください。ご利用をお待ちしております。

 

New call-to-action  
New call-to-action