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はたらきがい共創社労士事務所 樋口祐司さま

所在地 東京都墨田区
開業 2022年

企業や学校法人で16年間、人事労務の仕事に携わり、社労士の資格を取って2022年に開業をしました。

企業では経営者の広報サポート業務を担当した経験があります。広報と労務管理は直接的な関係はなさそうに思えますが、会社として「こうしよう」と決めたことを社員の皆さんに伝えるというのは実はとても大切な活動です。特に規程やルールに関することは、根付くまで地道な社内広報活動が必要です。

社労士は問題解決や仕組みづくりの部分に注力しがちですが、それをどう伝えるかという最後の部分にいい会社をつくるカギが潜んでいます。そのような経験を基に、「いい会社にしたい」という経営者さまの気持ちを汲み、お手伝いができればと思い、事務所を開きました。

家業と所長業の二足のわらじ

社労士事務所と並行して、家業である不動産管理の仕事も行っています。
家業は母が仕切っていたのですが、基本的にアナログで、情報もすべて母の頭の中にしかありませんでした。それを引き継ぐのはなかなか大変で、とにかく情報を整理してデジタル化して…という時期がありました。

そこにコロナ禍がやってきて、経済活動が止まってしまいましたが、私自身少し時間ができたため在職中にもチャレンジしていた社労士資格に再度取り組み、人事労務の経験を資格という形に変えることができました。

合格後もすぐに開業する予定はありませんでしたが、せっかくの機会を活かさないともったいないし、神様に「やってみろ」といわれた気がして、事務所開設に踏み切った、という流れです。

労働組合の経験が気付かせてくれた「働きがい」

開業にあたり振り返ったとき、在職中には常に「働きがいのある会社をつくりたい」と考えていた自分を思い出しました。

労働組合の仕事をしていた経験があるのですが、ある社会心理学者の方から「労働組合は、労働という看板を掲げている割に、労働に取り組んでいないですよね」と指摘を受け、ハッとしたことがあります。確かに労働組合は、労働の対価としての賃金や、時短、休日拡大などに取り組むも、「働くことそのもの」に取り組む活動はできていませんでした。これが自分のテーマにもなり、事務所名も付けました。

社員の皆さんが経営方針や経営者の想いを理解し、共感することは、働きがいにつながります。周囲からも「いいね」といってもらえる事務所名が付けられて、自分でも満足しています。

課題にリーチできる社労士を目指して

事務所のある東京都墨田区は、いわゆる町工場が多かった下町で、今も多くの中小企業が活躍されています。最近はマンションも建ち始めていますが、地元のつながりはまだ健在なので、社労士として地元にアプローチしていこうと考えています。

企業の悩みは、ひとつとして同じものはありません。まずは課題をしっかりお聞きして、いい方向に進めるためのご提案ができるのが一番です。

一般的には人事コンサルティングといわれる仕事ですが、コンサルも大きな問題が起きてからのご相談では、後手後手になりますから、いかに顧問社労士として課題に事前にリーチし、未然に防げるかがカギになるのではないかと考えています。

HRbase PROで「過去のやり取り」を蓄積する価値

人事労務の相談を受け、解決させるまでにはさまざまな課題をクリアする必要があります。企業内にいたときも、顧問弁護士と頻繁にやり取りが必要でした。

そのときやはり根拠文献が探しにくかったり、時間がかかって苦労した記憶があり、労務相談に速やかに、しかも的確に答えられるツールとしてHRbase PROを導入しました。顧問先とのやり取りがアーカイブされていくのは便利ですね。

労働組合の経験もあるので分かるのですが、人の問題は「過去どうだったか」が重要視されます。過去にどんな取り扱いがされたか、どのような対応があったかなどの繊細なデータがなければ、納得度の高い解決はできません。

資料管理機能も、業務効率化につながると思います。私はまさに「ひとり所長」ですから、いかに時間をかけずにやりたいことを実現できるか、と考えたとき、HRbase PROを選択しました。

それから、厚労省などの文書はやはり難しいですよね。それがHRbase PROなら、分かりやすい日本語で書かれていて、見つけやすいというところにもメリットを感じました。資料や回答事例は、多ければ多いほどよいので、今後の蓄積を期待しています。

「働きがい」という原点に返る

せっかく開業したのですから、原点から始めたいと考えています。

1社でも2社でも、顧問先の社長さんからは「会社の雰囲気がよくなったよ」「皆がいきいきと働けるようになったよ」というお声を。そして社員の皆さんからは「この会社で働きがいを感じています」というお声がもらえるような社労士を目指したいです。

現在、アドバイザーとして「働き方プロジェクト」に参画している企業がありますが、会食の場で社員の皆さんの率直なお話を聞く機会がありました。生で聞くと見え方も変わります。経営者・社員の両方から意見を吸い上げ、多面的に見る必要を改めて感じました。

社員とともに成長する経営者をサポートしたい

「働きがい」は会社側だけでは実現できません。労使の目指すところが一致し、結果業績がよくなれば、現場の意識も向上します。ひとつの課題解決で急に働きやすくなることもありませんし、総合的な連動が必要です。

顧問先獲得の営業活動も大切ですが、差別化も必要な時代ですから、まずは自信を持ってご提供できる体勢をつくるつもりです。このあたりは広報や学校法人での経験を活かしていきたいです。

そして、社員の物心両面の幸せを考える、社員と一緒に成長する気概のある社長とご縁ができればありがたいです。

はたらきがい共創社労士事務所HRbase PROを利用しています


 

 

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