お客様名:株式会社アンズ 代表取締役 黒木純一さん
所在地:渋谷区東3丁目14-22 白善ビル4F
社員数:9名

デザイン会社らしい就業規則がほしい。クリエイターのための環境整備と取り組み

ーどのような会社か、教えていただけますか?

株式会社アンズは、広告の企画制作をしている会社です。お客さまの業種は幅広く、ブランディングやサービスの見せ方に総合的にかかわらせていただいております。最近ではウェブの仕事も増えてきましたが、グラフィックの仕事がまだまだ多いですね。

実は私も、共同代表も、デザイナーではありません。私はもともとコピーライターなのですが、デザインだけではなく、小さいながら企画やライティングまでトータルにお受けできる会社でありたいと思い、メンバー9名で運営しています。

ー就業規則を作成しようと思ったきっかけを教えてください。

実は何度か、就業規則を自作してみたことがあります。ネットのテンプレートを利用して、そこに弊社独自の内容を加えてみました。しかし労基署に提出する際に、法律にそぐわない箇所があるということで受理してもらえず…。従業員が10名以下なので作成義務はありませんが、法律に沿った、なおかつ「アンズらしい」就業規則をつくりたい、という思いはそれからも持ち続けていました。

就業規則は、新しいメンバーが入ってきたときに「うちはこんな会社ですよ」と紹介するための書類だと思います。会社としてきちんとした就業規則、しかも「デザイン事務所ならでは」の仕掛けがある内容だといいな、と思っていました。どうせなら、社員が読んで働く気分が上がるような就業規則にしたく、いいサービスはないかと探してみたのがきっかけです。

ーHRbaseのご利用は、いかがでしたか?

HRbaseは社員が探してきました。
自分で探していないので、決め手というものはないのですが…笑

弊社では「アンズ DESIGN BASE」というスタンスを掲げて活動をしているので、似てるなと…ネーミングに親近感があったのは覚えていますね。

実際にシステムに入力をしたのは私です。他社データを参考にしながら入力できたので、自信を持って回答できました。スムーズに入力できたのも、その仕組みがあったからです。分からないことがあってもネット検索をせずに、システム内で完結できました。

デザイン会社ならではのルールがあれば、カッコいいと思う。

ー「アンズらしい」就業規則とは、どのようなものでしょうか?

具体的にアイデアがあったわけではないのですが、せっかくなので型にはまらず、アンズらしさを就業規則の中で出せたらカッコいいな!…と思いまして。それは自分ではできないことでしたから、就業規則作成後のアフターミーティングで事例をお聞きしたりしました。

いくつか他社のユニークなルールを例を教えてもらい、その中から「リフレッシュ・趣味のために使える特別休暇(有給)」を年に5日、付与しています。

ー実は、法律で必要な項目が記載されていれば、就業規則はマンガでもいいんですよ。就業規則にはお堅いイメージが付きまといますが、会社ならではのカラーを出していただけるのはHRbaseとしても嬉しいことです。

そうなんですね。イラストで分かりやすく説明されていると、新入社員の方にも読んでもらえそうですね。

ー社内にデザイナーさんがいらっしゃるということですから、カスタマイズもご検討ください!

テレワークの課題はコミュニケーション

ー社内では、労務管理をどのように行っていますか?

労務管理の専門家はいませんが、経理をお願いしている外部メンバーが労務管理に詳しいので助かっています。たとえば9月に出産した社員がいるのですが、就業規則を作成したときはまだ分かっていませんでした。たまたま就業規則で産前産後休暇のルールなどが事前に決まっていたので、そのルールに合わせて届出なども経理の方にお願いできています。僕たちには知識がありませんから、とても頼もしいです。

ー2020年は変化の多い年でしたが、現在の働き方はどのような体制でしょうか。

基本的にテレワークで、家でできることは家でやってもらい、なるべく通勤しない体制を取っています。社内にいるのは3人程度で、製作チームはほぼ在宅です。デザイナー的には紙質やプリントしないと分からない細部などにもこだわる部分があるようで、在宅では難しい面もあるようですが、90%くらいの業務はできています。

遠方から通勤していた社員もいるので、無駄が省けた面もありますが、社内コミュニケーションについては対策は必要だろうな、とは思っています。

テレワークのルールについては、HRbaseからひな形をもらってテレワーク勤務規程をつくり、アドバイスをお聞きして就業規則に対応させました。テレワーク勤務規程は、その後助成金の申請にも役立ちました。

ー働きやすさ、環境整備に注力されているのですね。

クリエイティブの現場でも、昔のように安い賃金で深夜まで仕事をする場面は減った気がします。大手の代理店さんも早めに退社する時代になりましたし、金曜日の夕方に依頼が来て「月曜までに」といわれることも、ほとんどなくなりました。業界自体がよくなっているとは思います。

「DESIGN BASE」に集ってほしいという思い

ーありがとうございました。クリエイティブの現場をよくする取り組み、参考になりました。

前述の通り、アンズには「DESIGN BASE」というスタンスがあります。社外のさまざまなジャンルの方たちにも集っていただき、デザインだけではないベースキャンプのような存在になりたいと思っています。それを社内でも心掛け、定期的に集まる機会を設けたりしているのですが、自粛が続いたので最近はなかなかできていません。

以前は「スナックあんず」という、社内外のメンバーが飲みながら語り合える場を定期的につくっていました。ゆるくてもいいのですが、単なる飲み会で終わらせたくはなかったので、毎回テーマを決めて、知りたい・発表したいという方に集まっていただいていました。また開催できるといいな、と考えています。

(取材 2020年9月30日)

株式会社アンズ


時間管理やルールとは無縁そうに見えるクリエイティブの現場にも、「よい会社にしたい」という思いと、それを体現した就業規則が根付き始めているようです。就業規則を「堅い書類」にしてしまわず、デザイン会社ならではのカスタマイズをしていただけると幸いです。HRbaseとしても、そのような仕掛けをシステム内でできるようにしたいな、と考えています。取材へのご協力、ありがとうございました!

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